お気に入りのパンプスに傷がついてしまうことは、珍しいことではりません。小さな傷であれば自分でも補修できますが、破れたり削れたりしてしまうと気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、傷がついたパンプスも以前のように履ける可能性があります。自身の手で直せなくとも、靴を購入した店や修理専門店を頼れば対応してくれることもあるのです。
今回は、パンプスの傷の種類や補修方法を解説するので参考にしてください。
パンプスにできやすい傷はどんなものがある?
パンプスにできやすい傷は、主に3種類あります。それぞれの原因や、傷のできやすい場所を見ていきましょう。
擦り傷
パンプスの擦り傷は、電車内や階段を利用するとき、着脱時、歩行時にできやすいものです。パンプスの側面やつま先、かかとなど広い範囲にできる可能性があります。
革の表面に擦れた跡が残るため、深く擦れてしまうと靴の色によっては目立ってしまうでしょう。
えぐれ
えぐれは、パンプスを硬いものにぶつけたときや足を強く踏まれたときなどにできます。つま先やかかとにできやすく、切り傷のように深い傷です。
見た目で傷ついていることが認識でき、素人では補修が難しくなります。
へこみ
へこみは、パンプスに硬い物を落としたときや足を踏まれたときにできます。特に、つま先とかかとにできやすい傷です。甲の部分は柔らかいので、あまりへこみはできません。
パンプスの傷を直すにはどうすればいい?
パンプスの傷をキレイに直すには、素人では難しい場合がほとんどです。傷が深かったりえぐれていたりする場合は、機械を使用して補修する必要があります。
素人が補修しようとしても、逆に傷が目立ったり修復できなくなったりする可能性があるため注意が必要です。大切なパンプスなら、靴修理の専門店に相談しましょう。
補修できないパンプスの素材
基本的に、本革以外のパンプスの傷は補修ができません。補修するには、革の表面を機械でならし、凹凸をなくす必要があるからです。
● 合皮
● スエード
● エナメル
このような本革以外のパンプスは、機械を使っても凹凸をならすことができず補修が難しいと考えておきましょう。
パンプスの傷の応急処置方法
パンプスの傷を完全にきれいにするのは、専門の道具を使ったとしても素人には難しいものです。以下の方法は、あくまでも修理専門店へ頼むまでの応急処置として参考にしてみてください。
油性マジックで補修する
黒のパンプスなら、油性マジックで傷の部分を塗ると目立ちにくくなります。近くで見ると、油性マジックの光沢が分かるものの、遠目だと分かりません。
油性マジックはどこでも購入できるので、黒のパンプスの補修にとても便利なアイテムです。
クレヨンで補修する
パンプスに使える、クレヨンタイプの補修アイテムはあるものの、色が少ないのがネックです。そこで、文房具のクレヨンで代用してみましょう。
油性マジックと同じように傷の部分に色の近いクレヨンを塗ってください。はみ出した部分を布で拭き取り、靴用のワックスを塗り重ねることで応急処置ができます。
レザーマニキュアで補修する
革の傷専用のマニキュアがあるので活用しましょう。色が豊富なので、靴に合ったものを選びやすいのが嬉しいポイントです。
ネイルのマニキュアと同じように蓋にハケが付いているため、手を汚すことなく簡単に扱えます。傷の部分に、マニキュアをハケで丁寧に塗るだけなので手軽に補修できるでしょう。
靴クリームで補修する
靴クリームは、傷の部分に塗り乾いた布で優しく拭き取るだけで傷が目立たなくなるアイテムです。靴屋などで購入できるので、パンプスの色に合うものを選びましょう。
靴クリームの詳しい使い方は、こちらの記事を参考にしてください。
傷修理などのメンテナンス付きのパンプス
パンプスの傷を自分で補修する方法はいくつかありますが、キレイに仕上げるのは難しいです。気になるパンプスの傷は、靴修理の専門店に頼んでキレイに直してもらいましょう。
プロの傷補修は、新品に近いレベルまでキレイに仕上げてくれます。傷を直せば、お気に入りのパンプスを長く愛用できるでしょう。
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